フォントのおハナシ

押忍!!

MD事業部、デザインチームのゆっきーです!


最近オフィスで仕事をしている時に同僚の営業さんから

「どんなフォントを使ったらいいですかね?」

「コレなんてフォントですか?」

などと聞かれる事がありました。


確かにフォントってデザイン全般においてとても重要で、

テイストに合わないものを選んでしまうとそれだけで全体のイメージが悪くなってしまいますよね。

適切なフォント選びって普段デザイナーとして業務を行っていると必須の技能なのですが、

特別デザインを勉強していない方にはどうしていいか分からない事って多いと思うんです。

本日はデザインにおいて最も基礎の基礎ですが意外に知られていない…

そんなフォントのお話です。

日本語のフォントが「明朝体」「ゴシック体」に分けられるのと同じように、

アルファベットのフォントも「セリフ体」「サンセリフ体」に分けられます。


「明朝体」「セリフ体」は文字の端にとめ・はね・飾りがあり、線の太さが均一ではないフォントの事で、

シックで高級感があり真面目な印象を与えられますが、飾りのあるせいで視認性がやや低い場合があります。


「ゴシック体」「サンセリフ体」は逆に文字に余計な装飾が無く線の太さが殆ど均一なフォントの事で、

フラットでカジュアルな印象を与えられ、シンプルな形故に視認性が高いです。


使用フォントを選ぶとき、僕たちデザイナーは上記のような特徴を踏まえて選択します!

例えば高級ワインのフライヤーをデザインするとき、タイトルの部分には「明朝体」「セリフ体」を使用します。

高級感を演出し落ち着いた雰囲気を表現できました。

ゴシック体では安っぽく感じてしまいますね…。


逆にハンドメイド商品のポスターをデザインする時は「ゴシック体」「サンセリフ体」を使用します。

楽しげで柔らかい雰囲気が表現できました。

このとき明朝体を使ってしまうと無駄に格調高い印象を与えてしまいますね。


このようにフォントの種類にはそれぞれ特徴と適材適所があり、

個人的にはデザインにおいて配色と同じくらい重要な要素だと思っています。

たとえば企画書を作る際にも、提案の内容が良くても企画書のデザインが悪いとお客様の心に響かない事もあると思うんです!

なのでデザイナーの方のみならず様々な職種の方にも企画書やレジュメを作るときの参考にして頂ければ幸いです。


以上、フォントの知識・選び方の基礎の”キ”でした。

ゆっきーでした!

押忍!!

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