楽園に行ってきました。
こんにちは。メディアソリューション事業部のコバニャンです。
暑い日が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
私は先日、ひと月限りの「この世の楽園」に行ってきました。
今日はその時の様子をお話ししたいと思います。
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その楽園は、上野の「東京都美術館」にありました。
うわさを聞きつけた人々は皆、楽園を一目見ようと
炎天下の中、待機列を作っていました。
その待ち時間120分。
若葉の目にしみる季節、ながいながい行列ができていました。
行列の途中、お水を配る人が現れました。
首には「関係者」と書かれた札をさげています。
その他にも塩飴、うちわ、日傘などが配られ、
そこはまるでシティマラソンの給水所のようでした。
以前、シティマラソンに参加した事がある私は、
その時の心情と現状を重ね合わせてこう思いました。
この待機列は己との戦いになる。
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そんなこんなで120分が経過し、いよいよ館内へ。
最初に出迎えてくれたのは、
チームラボのデジタルアート作品「Nirvana」。
大きめの升目で構成された動植物のアニメーションを
高解像度のディスプレイでたのしむことができます。
「Nirvana」を見てさらに膨らんだ期待を胸に、
いざ、「この世の楽園」の中へ ー。
…あれからどのくらい時間が経ったのでしょう。
時計をのぞくと、入館してから120分が経っていました。
まだまだ居られましたが後がつかえていたので
押し出されるように館外へ。
なくなく美術館を後にしました。
...この感動を、どう言い表したら良いでしょうか。
一番長いときで待機時間320分、
それでも「行って良かった。」と人々は言います。
結構なお値段の図録も、
「買った方が良い。」と見ず知らずの人に勧められました。
グッズも、会期終了間際に追加発注が入るほど、
たくさん売れたのだそうです。
人々をそんな気持ちにさせてしまう
…そこは、まさにこの世の楽園そのものでした。
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(若冲展楽しかったです!v(≧∇≦)v)
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