Typoglycemia【タイポグリセミア】

はまじめして こんちには。

デナイザーの しょうだい です。

ときうょう も よやうく あたかたくなり おなはみシズーンの とらうい ですね。

みさなん こしとの おなはみ は きまりまたしか?

とろこで はしなは かりわすまが、 イリギス の とある だがいく の けんゅきう にるよと

にげんん の のうは たんご の さしいょ と さいご の もさじえ あっいてれば じんゅばん が

デラタメ でも にしんき すこるとが でるきうそです。

いがかしでたか? ここでまの ぶんょしう は よまめたしか?



なんとも煩わしい文章ですが、皆さん意外にもスムーズに読めたのではないでしょうか。

実はこれ、今から8年ほど前に某有名掲示板に投下されて以来、様々なところに拡散され話題になった「ケンブリッジ大学の研究」と呼ばれるコピペを真似てつくった文章なのですが、ひらがなとカタカナで構成され、スペースで区切られた単語の先頭と末尾さえ正しければ不思議と読めてしまうというものなんです。

この「わりと読めてしまう」現象、Typoglycemia(タイポグリセミア)と命名された現象の科学的根拠は示されていないそうですが、パソコンや携帯電話同様に、私たちの脳内でも見慣れた単語や良く使う文章に予測変換が行なわれているのではないかと考えられます。優れた能力ではありますが、同時に「読み易いようにフンイキで呼んじゃえ」的な、なかなか大雑把な構造とも言えます。


文字を扱う職業柄、誤字脱字は憎むべき敵であり日頃から注意しなければならないのに、冒頭のような文章が案外スラスラ読めてしまうというのはなかなか厄介な気もします。しかしその反面なんとも言えない面白みを感じてしまうのは、こういった作業に脳がなんらかの刺激を受けて活性化しているせいかもしれませんね。



MD事業部 正代

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