"JPEG"の正体に迫る!
押忍!
MD事業部デザイナーのゆっきーです。
先日、オフィスでデータのやりとりをしていると
「JPEG(ジェイペグ)ってなんの略ですかねー」
と聞かれました。
…え?
いやいや、略?
そんなものは知りません。
その時は苦し紛れに
「教えるのは簡単だ、しかし自分で調べることによってそれは活きた知識となるのだ」
と無理矢理良いこと言った風に誤魔化しましたが…
JPEGは普段取り扱っている馴染み深い画像フォーマットなので取り扱い方は心得てますが、
言われてみれば正式名称は知りませんでした。
はい、早速調べましてきました。
今回は 身近なのに意外と知られていないJPEGについて触れてみようと思います。
JPEG とは Joint Photograph Experts Group の略です。
拡張子では.jpgと短縮されますね。
JPEGはwebデザインを行う際にもよく用いられる画像フォーマットです。
なぜなら、もともとJPEGはデジタル写真用に開発された画像フォーマットで、
フルカラー(約1670万色)で扱うことができるため多くの色数を必要とする写真の表現に最適だからです。
圧縮率を変更することで任意にファイルサイズを軽くする事が出来るのも便利ですね。
※ちなみにこの記事の画像もJPEGです。
また、携帯電話やデジタルカメラ、これらで写真を撮る場合、特別な設定をしない限り一般的にはJPEG形式で保存されることになります。
つまり私たちに一番身近で、とても使い勝手の良い画像フォーマットと言えるでしょう。
…利点ばかりを挙げていますが注意点もあります。
すこし専門的な話になってしまいますが、
JPEGは画像データを圧縮して保存するため、必ず画像劣化が起きてしまう性質を持っています。
しかも非可逆圧縮方式のため、圧縮前の画像品質には戻りません。
つまり、例えばメール添付用に圧縮する場合などは元データを残しておく必要がありますね。
仕事をしていてたまに言われるのが
「この画像、小っちゃくしちゃったので大きく戻しておいて下さい〜」
※要するにJEPGの解像度を上げてくれということ。
すみません、不可能です…。
JEPGは便利ですが、性質を理解していないとこのような悲劇が起こってしまう事もあるので注意です。
とはいえ非常に便利なJPEG、今一度理解を深めてみては如何でしょうか?
★番外編、主な画像フォーマットの略称まとめ
.png→Portable Network Graphics
.gif→Graphics Interchange Format
.pdf→Portable Document Format
拡張子の略称に関しては意外と知られていない面白い雑学です。
これを知っていて得することは少ないと思いますが、雑談のネタにどうぞ笑
以上、ゆっきーでした。
押忍!!!!
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